まいにちいろいろ

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ビタミンは大事


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健康維持に欠かせないビタミンやミネラルが、野菜や果物に豊富に含まれていることは誰もが知っている。だが近年、毎食ごとに食べているつもりでも、病気になると不足しがちになる栄養成分もわかってきた。そのひとつが、β(ベータ)-カロテン。体内で吸収されてビタミンAに変わる栄養素で、糖尿病になるとβ-カロテンの血中濃度が低くなるという。

 「血糖値の過去1カ月の平均値を調べるヘモグロビンA1c(HbA1c)の数値で、糖尿病予備軍や糖尿病の人は、そうでない人と比べて、β-カロテンの血中濃度が低くなっていました。理由はまだ明らかになっていませんが、治療中の人は、未治療の人より数値がよかったのです」

 こう指摘するのは、東海大学医学部基盤診療学系健康管理学講師の山田千積医師。糖尿病・代謝・内分泌内科の診断・治療を専門とし、予防医学の臨床研究にも力を注いでいる。

 山田医師の研究では、HbA1cが6%未満の正常な人と比べて、6~6・5%の糖尿病予備軍の人のβ-カロテンの値は約2割減少、6・5以上の糖尿病の人は約4割も減少していることが明らかになった。β-カロテンは、体内の酸化(=錆びのようなもの)を抑制する作用が強い。糖尿病の人は、酸化反応が生じやすいため、β-カロテンが消費されやすいのではないかと考えられている。結果として、体内のβ-カロテンの量が減少しやすいようなのだ。

 「生活習慣病による2型糖尿病は、緑黄色野菜の量を1日120グラム増やすと、発症リスクが14%減ると報告されています。緑黄色野菜にはβ-カロテンが多く含まれるため、食べる量を増やすことが重要といえます」

 緑黄色野菜の中でも、ニンジンやカボチャには、β-カロテンが多く含まれる。ハンバーグなどの添え物としておなじみのニンジングラッセや、カボチャの煮物は、外食でも口にする機会がある。意識すれば量を増やすことは簡単だが、糖尿病やその予備軍の人は食べ方に注意が必要だ。

 「ニンジンやカボチャには、体内で糖質に変わる炭水化物が多く含まれます。また、ニンジングラッセや煮物で砂糖を使用していると、やはり食後の血糖値を上げることになります。一緒に食べるご飯の量を半分に減らすなど、工夫していただきたいです」

 山田医師のお勧めの料理は、パプリカや小松菜などを少量のオリーブオイルで炒めた緑黄色野菜のソテー。β-カロテンは脂溶性ビタミンといって、油に溶けやすいため、オリーブオイルと炒めることで体内での吸収が効率よくなるそうだ。

 「小松菜などの葉物は、炒めた方が量も減って食べやすくなります。ランチは外食が多く緑黄色野菜が不足がちな人は、朝食や夕食に取り入れてみてください」

 野菜というと生のサラダをイメージしがちだが、炒め物などで工夫して食べる量を増やそう。

出典 夕刊フジ

知り合いの男性医師で、突然糖尿病が発覚した人がいます。

糖尿病発覚あるあるではあるのですが、発覚直前には、清涼飲料水を

がぶ飲みする姿が、勤務先の病院内でよく目撃されていたとか。

しかし、医者であることが幸いでした。

特例として、勤務先の病院で3食病院食を出して貰える事になった彼は、

なんと!血糖値を下げる薬を服用せずに、その後血糖値が通常値に

戻ったらしい信じられない。

でも、食事療法は糖尿病予防には有効ではあるようなので、血糖値が

高めでもそうでなくても、食事に気を配り生活することは大切です。

(糖尿病は生活習慣が原因ではない型もあります。)

 


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