以前取り上げた外食関連銘柄の第二弾です。
桐谷さんより
「レストランは食材原価が安いので良い優待が多いです。
利回りも良いし、おいしいものを提供すれば株主も増え、
客も増え、企業にとってもいいことずくめ。
なので、力を入れている外食企業も多いです」
・大戸屋ホールディングス(2705)
権利確定月:3月末
優待内容:①お食事券 ②精米 のいずれか
100株以上 ①2500円相当 ②2kg
1000株以上 ①13000円相当 ②10kg
(15年9月時のデータ)
株価1855円換算で
配当利回り 1.35%
優待利回り 1.35%
総合利回り 2.7%
桐谷さんより
「和定食がおいしいです。
わたしは、2003年に1株530円で株主になりました」
・SFPダイニング(3198)
とりよし、磯丸水産など。
ランチは500円台からある。
権利確定月:3月末、9月末
優待内容:お食事券
100株以上 ①4000円相当
(15年9月時のデータ)
株価1597円換算で
優待利回り 5.01%
桐谷さんより
「2014年12月に上場。公募価格が1940円。
その後株価が下がりましたが、上場1ヶ月後に
株主優待を発表。
すると、12万円台だった株が、翌日に14万円台に。
私は、その時に買いました。」
※桐谷さんは、財務諸表を読めない為、新規上場時に
株を買うことはしない。
新規上場の株は、様子をみて購入タイミングを決める、
とのこと。
・グルメ杵屋(9850)
杵屋:うどん、そじ坊:そば、ロンフー:中華など
権利確定月:3月末、9月末
優待内容:お食事券(500円券)
1000株以上 20枚
※元気寿司、JBイレブンの店舗、
子会社アサヒケータリングの対象商品でも
利用可能
※子会社の水間鉄道(大阪府)の
1日フリー乗車証との引き換えも可能
1枚で電車、2枚で電車とバスの乗車証
(15年9月時のデータ)
株価958円換算で
配当利回り 1.25%
優待利回り 2.09%
総合利回り 3.34%
桐谷さんより
「わたしは、120万円位で購入しました。
リーマンショックで50万円を下回る位まで
下げてしまいましたが、現在は95万円位まで
回復しています」
「優待で行く池袋の映画館(シネリーブル)の
そばにある店に映画館の半券を持っていくと、
390円のアイスクリームが無料です。
木場の東急シネマズにある杵屋も、映画の半券
を持っていくと390円のアイスクリームが無料
で貰えます。」
・松屋フーズ(9887)
権利確定月:3月末
優待内容:食事券
100株以上 10枚
松屋、松乃家、チキン亭の指定メニューで
利用可能。
※自社製品詰め合わせに引き換え可能
※食事券の裏に食べられるメニューの記載あり。
そのメニュー+ポスターで貼ってある季節の
限定メニューを食べることができる。
ちなみに、2015年9月時点での最高額メニューは
カルビ焼肉定食(630円)。ごはん大盛り可。
(15年9月時のデータ)
株価2266円換算で
配当利回り 1.06%
<株主優待銘柄を購入するタイミングについて>
桐谷さんより
「以前は、優待+配当で5%以上が、買い基準でした。
アベノミクスで株価が上がってしまったため、良い
利回りの株が減ってしまったので、最近は、買い基準を
4%以上にしていました。
2015年夏に、中国景気の陰りにより、15%くらいの
株価調整がありました。その時に4%以上の株が沢山
出たので、2015年の夏は沢山株を買いました。
株を買うときは必ず指値で買います。
暴落は、長い目でみれば良い買い場だったと思います。
15年9月現在で540銘柄くらいの優待株を所有しています。」