株取引の魅力は、
桐谷広人氏が株取引を始めたのは、35年ほど前のこと。
世はまさにバブル時代。
2008年にリーマンショックで大損をして、信用取引で
億単位の損失を出した。現金がなくなり(株は塩漬け)
生活に困ってしまい、株主優待で送られてきた物で
生活をするようになる。
その様子がテレビで面白がられ、有名に。
桐谷さんの保有銘柄は(2015年時点で)700銘柄。
そのうち、株主優待銘柄は500社程度。
クオカード・おこめ券などは、使用期限がない。
会社独自の食事券などは、使用期限がある。
使用期限があるものを優先的に使用。
最近は、増税分だけ現金を使うことも。
<株主優待とは>
企業の株主に対するサービス。
カゴメの株主が優待新設によって激増する
(6500人→20万人)するという成功例などから、
株主優待を行う企業が増えた。
ちなみに、カゴメは優待1%、配当1%程度なのに
それだけ株主が増えたということが衝撃だったそう。
企業としても、配当を増やすよりも株主優待を行う方が
あまりコストをかけずに、(優待を始めたことにより)
株価大幅アップをすることが多く、メリットがある。
しかし、外国に住む外国人投資家(優待貰えない)や、
大株主(持ち株数が多いので、配当金が増えた方が
メリットが大きい)はあまりいい顔をしない。
現在(2015年時点)では1100社以上が優待を行っている。
桐谷さんは、パンパンの財布(優待券だけが入っている
専用のお財布)に、期限が迫っている順に優待券を入れ、
毎日持ち歩いている。