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マネー雑誌の黒歴史


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現在マネー雑誌としてパッとあがるのは3誌。
ダイヤモンドZAI、日経マネー、ネットマネー。

個人的にネットマネーは内容が自分好みではないので時々購入するのは
ダイヤモンドZAIか日経マネー。

リーマンショック前にはマネー誌は今よりも多く出ていて、

 

廃刊したもので
私がチェックしていたのは、オール投資とあるじゃん。

オール投資は個別銘柄の解説などが多かった印象。
内容もあんまり主婦向きではなかったはず。というかその頃私はまだ
うら若き?OLってやつだったのだけど。

 

あるじゃん、はさ・・・黒歴史なんですかね、リクルートとしては。
あるじゃんという雑誌は、主婦雑誌とZAIを足して割ったような内容で。
主に投資初心者や主婦をターゲットにしているような内容だった。
よく節約系の特集なんかもやってて、いかに貯金を増やしたか一般のツワモノ
達を指をくわえて見ていたものでした。

とりあえずあの雑誌で私が学んだのは、
①親から財産を譲り受けた人
②家賃が安い所に住むことができる人(田舎に会社があるとか社宅住まいとか)
このどちらかの条件が金持ちへの足がかりだよね、ってこと。
とりあえず貯めまくってる人が大抵どちらかに当てはまってて
家賃が高い所に住まざるを得ない社宅もない自分には前提条件から満たせなくて
激しく落胆したことを覚えています。

そんな主婦及び公務員(偏見)が着実にお金を貯め増やすことをベースに
してたマネー雑誌では一番庶民的だった、あるじゃんですが。

 

廃刊になったきっかけはたしか投資詐欺・・・
安愚楽牧場事件

当時あるじゃんではイチオシの投資先として繰り返し紹介されていた。
ビジネスモデルとしては、出資金を募り→安愚楽牧場がそのお金で子牛を飼う
→牛が育ったら牛肉にして出荷、配当金と共に出資者にも牛肉をお届け
っていう、主婦の心を鷲掴みにするような内容!

しかしそれは詐欺だったようで。実際にはほとんど牧場としての経営をせず、
出資金から配当金を出し続けるという自転車操業状態だったよう。

これが破綻して大騒ぎになったのですが・・・今ではなつかしい。
私があの頃無知な主婦だったらきっとやってただろうな・・・
解約逃げ切りできただろうか、私。・・・無理だろうな。

確か、その安愚楽牧場をつよくオススメしていたFPが
安愚楽牧場の破綻の際に政治家に転身していて叩かれてたっけ。

 

まあ、とにかくそんなことで
公務員と主婦が節約と優待投資などで着実に資産を増やす(私見)
雑誌であった、あるじゃんでそんな詐欺商品を勧めまくっていたので
当然大問題となり、しかし
もちろんそれが原因ですなんてことは一言も
言わぬまま、”あるじゃん”はひっそりと廃刊となりました。

ウマい話には何かある。
雑誌の言うことを鵜呑みにしてはいけない。
そんなことを教えてくれたマネー雑誌でした。

 

そいえば、最近主婦雑誌もほんとに減りましたね。今、専業主婦って
絶滅危惧種だもんね。
昔は、主婦の友、とか、すてきな奥さん、とか色々あって結構
面白かった。図書館でよく読んでました。おばさんか。

 


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