諸事情あり現在は扶養から抜けて派遣社員。
派遣社員は時給が安い。パートよりはマシだけど。
少ない給料からの月々の厚生年金、雇用保険、
所得税、住民税の負担はけっこうきついです。
しかも家に帰れば家事が溜まっている。
来年からは扶養枠のなかで働こうと思っていたら・・
なんと！106万の壁なるものが登場した・・・泣
概要は
以下のサイト
（日経ＢＰネット）が詳しかったので参照します↓
まずは社会保険適用拡大の対象になる要件を確認しておこう。
・勤め先の従業員が501人以上
・1年以上の雇用期間（更新で継続される場合も含む）で雇われている
・週20時間以上の勤務（残業分は除く）
・1カ月の給料が8万8000円以上（残業代、通勤手当などを除く）
・学生ではない（夜間・定時制学校を除く）次に、今回の改正により社会保険加入の適用になった場合、どの程度の影響となるかをみていこう。たとえば年収が約129万円（月収：約10万8000円）、東京都、協会けんぽ、40歳未満の人の場合、改正前（130万円の壁）では、雇用保険料、所得税・住民税で約5万2000円を負担する。したがって手取りは約124万4000円となる。
同様のケースが、改正後（106万円の壁）ではさらに厚生年金保険料、健康保険料も負担することになり、その合計は約21万円（所得控除が増える分、所得税・住民税は少し安くなる）。手取りは約108万6000円で16万円の減収だ。
もし従来並みの手取りを目指すのであれば150万円程度の収入が必要だ（雇用保険料、社会保険料、所得税・住民税で約26万4000円の負担）。つまり時給1000円のパートであれば年間200時間、週に約4時間、勤務時間を増やさないといけないことになる。
年収106万円（月収：約8万8000円）であれば、改正前の手取りは約104万8000円だったものが、改正後は約89万円となってしまう。
今までは103万円までで夫の扶養枠内で収入を調整すれば
数千円の住民税だけを負担すればよかったのです。
ちなみに、９９万円以下であれば住民税の負担もゼロでした。
（自治体により異なる。要確認）
それなのに・・・・・
主婦って家庭によるでしょうが、家事負担が結構きつい。
それに仕事がのっかるともう・・・
だからそう簡単に労働時間を増やすこともできない。
というか家が廻らなくなる。
ちなみに我が職場で説明会があり、言われたことは
①2016年10月以降の契約で（あくまでも契約ベース）
・週に20時間以上のシフト
・月８万８０００円以上の収入（税引き前の収入）
・１年以上の雇用が見込まれる
以上の条件がそろったら強制的に社会保険
（厚生年金、健康保険）に加入しなくてはいけない。
②保険料については、１０月の契約書の労働時間に基づき
計算をして、その額を来年（２０１７年）９月まで適用、
２０１７年１０月からの保険料は、２０１７年の４～６月の
３か月の実際の収入をもとに計算しなおし、１７年１０月から
月額の改定となる。
（つまり４～６月になるべく勤務時間を減らせばゆくゆくは
月々の保険料が減るということ。）
③手取りのシュミレーションとしては、
・４０歳超えている、週４勤務、１５～１６万の額面給料で
月々の負担が２～２万５０００円
・月々の給料額面が１０万ちょいの場合
月々の負担は１万５０００～２万円
とのことでした。
また、１年以上雇用が見込まれるというのがミソではと思い、
１年以上働く意思がないと表明したら免れられるのか
（実際は１年以上どころか何年も働いてるわけですが・・）
と質問したのですが。
週２０時間以上勤務、月８．８万円以上の収入が
２～３回超えたところでアウト！となり、
社会保険強制加入！となるそうで・・・泣
みんなで知恵を出し合って対策を考えた結果、
２つの案が出ました。
①派遣社員は交通費が出ないのが常識となっている！
なので時給を下げてでも交通費を別支給としてもらう。
なぜかというと交通費は非課税なのです。
同じ１５万貰うのでも
１２万+交通費３万であれば３万円分は非課税となり、
その分勤務時間を長くできてトータルの手取りが増える！
しかし・・・派遣会社側の手続きが面倒らしく、
却下されました。やれよ！それくらい！！！！
②勤め先の従業員が４００人台以下の小さい会社に行く
って・・・今更会社を変えるのも現実的ではない。
③どうしても保険加入したくないので、短期派遣を
転々とする
これは悪くないとは思うんです。人間関係も悩まなくなる。
でも・・・探すの大変なんですよ、いつも求職状態っていう。
そして色々な派遣会社に登録する必要が出てきますが、
これがまた時間かかるんです。半日取られる。
で、採用されなかったりする悲。
手取りが少ない人間からこれ以上絞り取るのは
ほんとにやめていただきたい。
主婦の仕事も悩みが尽きず、税金のために
テクニックも必要な時代になってきました・・・
